ニュース 金融 作成日:2013年9月6日_記事番号:T00045750
中央銀行が5日発表した8月末の外貨準備高は前月比2億7,000万米ドル増加の4,093億8,800万米ドルで、2カ月連続で過去最高を更新した。6日付経済日報などが報じた。
顔輝煌・中銀外匯副局長は、増加幅が小さかったのは、投資運用益がユーロ安のため米ドル換算で目減りしたためと分析した。
市場関係者は当初、ユーロが対米ドルで0.33%値下がりしたこと、外資による純流出額が21億6,600万米ドルに上ったことを受け、8月の外貨準備高は減少すると予測していた。
金融監督管理委員会(金管会)は、外資による資金流出が流入を上回ったのは今年3度目と指摘。米国の量的金融緩和政策(QE)縮小懸念で、外資が資金を大幅に引き揚げたと説明した。今後、国際情勢安定に伴い、台湾投資も増えるとの見解を示した。
なお、台湾の外貨準備高は世界4位。上位3位は▽中国、3兆4,967億米ドル(6月末)▽日本、1兆1,867億米ドル(7月末)▽ロシア、4,570億米ドル(7月末)──だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722