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icashの利用範囲拡大、金管会が認可【表】


ニュース 金融 作成日:2013年9月6日_記事番号:T00045754

icashの利用範囲拡大、金管会が認可【表】

 金融監督管理委員会(金管会)は5日、統一企業(ユニプレジデント)傘下の愛金卡が電子マネー機能付きICカード(電子票証)発行機関を設立することを認可したと発表した。電子マネー「icash」カードの利用範囲を拡大するのが目的だ。

 愛金卡は資本金3億台湾元(約10億円)で、コンビニエンスストア最大手のセブン−イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)から同社が発行するicashカードに関連する資産を引き継ぐ。

 金管会が非銀行系の電子マネー機能付きICカード発行機関を認可するのは、「悠遊カード(イージーカード)」を発行する半官半民の悠遊卡に次いで2例目となる。

 今回の認可で、icashカードは利用範囲をセブン−イレブン以外にも拡大することが可能になり、電子マネー分野で悠遊カードの牙城に挑む。icashカードは今年4月末現在で1,170万枚が発行されている。

 6日付工商時報によると、金管会銀行局の張国銘副局長は、当初は統一集団内のスターバックスや康是美(コスメッド)などで利用できるようにし、将来的には台湾鉄路(台鉄)や台湾高速鉄路(高鉄)などにも提携先を拡大することになると説明した。