ニュース 食品 作成日:2013年9月6日_記事番号:T00045760
電気料金が10月から値上げされるのを前に、サラダ油、豚肉、たばこなどに値上げの動きが広がっている。また、台風被害も食料品の値上がりに拍車をかけている。行政院物価安定小組(小委員会)は4日緊急会合を開き、関係官庁に物価抑制に努めるよう指示したが、専門家や市民からは「対応が後手だ」との批判の声が上がっている。6日付蘋果日報が伝えた。
同小組は台湾糖業(台糖)に対し、砂糖とサラダ油の価格据え置きを求めるほか、来週には小売業者に協力を求める構えだ。
値上げの動きは既に表面化している。フライドチキン業者の「豪大大鶏排(ホットスター)」によると、業務用サラダ油の納入業者は次回納入分から18リットル入り1缶の価格を670台湾元から680元(約2,300円)に値上げすると通告してきたという。
一方、台北果菜批発市場(青果卸売市場)によると、野菜類の卸売価格は台風15号(アジア名・コンレイ)接近初日の先月29日に比べ44.7%高騰した。中華民国養豚協会によると、秋の祝祭日シーズンを迎え、豚肉価格は1キログラム当たり2~3元の値上がりが見込まれるという。
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