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台プラ主要4社、8月は9%増収【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2013年9月9日_記事番号:T00045783

台プラ主要4社、8月は9%増収【表】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の8月連結売上高は合計1,730億3,500万台湾元(約5,800億円)で前月比9.67%増となった。中でも台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は862億2,700万元と同12.34%の大幅増を記録した。同月は原油価格上昇でガソリン・ディーゼル油販売額が伸びたほか、ブタジエンの国際価格が30%上昇した上、生産量も増えたことが要因だ。7日付工商時報が報じた。

 8月は4社そろっての増収で、南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)が294億5,800万元、同10.24%増となった。先月に続きエチレングリコール(EG)第4工場の定期点検終了による生産量増加のほか、フタル酸ジオクチル(DOP)、電子材料の販売増が貢献した。

 台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)は387億4,000万元で同7.19%増だった。高純度テレフタル酸(PTA)市況の先行き不透明からパラキシレン(PX)やオルソキシレン(OX)への生産切り替えが奏功した。

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は186億1,000万元で同2.47%増だった。ポリ塩化ビニル(PVC)やエチレン酢酸ビニル(EVA)の販売が好調だった。