ニュース 電子 作成日:2013年9月9日_記事番号:T00045791
タッチスクリーンコントローラICの禾瑞亜科技(EETI)は、顧客の多くが在庫過多が解消し需要期向け調達を開始したことから業績が上向いており、第3四半期売上高が前期比30%以上増加する見通しだ。9日付電子時報が報じた。
禾瑞亜は顧客のタッチパネル評価ボードの大量出荷を受け、8月の売上高が2億600万台湾元(約7億円)と2カ月連続の過去最高を記録。7〜8月合計で既に第2四半期通期の3億8,500万元に迫っている。さらに同社は「9月も業績は上向きを維持しており、第3四半期通期の売上高は確実に5億元を突破する」との見方を示している。
同業他社の多くがスマートフォンやタブレット型パソコン向けに注力しているため、主にPC向け製品を主力としている禾瑞亜は、厳しい価格競争圧力にさらされることがなく、着実に技術力を高め、昨年インテルからの出資を獲得している。
一方、同業の義隆電子(ELAN)も9月は業績が上向いているものの、7〜8月の不振が影響し、第3四半期は小幅減収が予測されている。
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