ニュース 社会 作成日:2013年9月10日_記事番号:T00045799
衛生福利部疾病管制署で9日行われた国際エイズフォーラムで、薬が効かない薬剤耐性HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染している南部の中年男性が、感染を知りながらインターネットを通じて知り合った未成年者を含む若い男性らと性行為を重ね、約10人に感染を広げていたことが成功大学医学院附設医院(成大医院)より報告された。10日付中国時報が報じた。
成大医院によると、男性は性行為の際、ほとんど避妊具を使用していなかった。治療を拒んでいるため、同医院は治療を受けるよう説得を行っている。このケース以外にも、薬剤耐性HIVに感染した複数の若い男性が確認されているが、いずれも感染して間もないという。
薬剤耐性HIVは、抗HIV薬による治療を続けているうちに薬が効かなくなるよう変異したもので、ウイルス増殖が抑制できなくなる。台湾ではHIV感染者に占める割合は2007年の5.1%から12年には18%と急速に増えている。この理由について台湾大学医学院附設医院(台大医院)の洪健清医師は、感染者が治療中に他の人に感染を広げてしまうためだと指摘した。
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