ニュース 政治 作成日:2013年9月10日_記事番号:T00045802
総統府は9日、10月にインドネシアで行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に蕭万長前副総統を台湾代表として派遣すると発表した。馬英九総統は当初、今年こそ出席したいと意欲を示していた。10日付工商時報が報じた。
馬総統は蕭前副総統について、経済や貿易、外交事務に長けており、過去4度のAPEC出席経験もあることから、アジア太平洋地域での台湾の影響力拡大に一役買ってくれると信頼を寄せた。
昨年までの5年間は連戦・元副総統(国民党名誉主席)が出席してきた。今年、蕭前副総統を選出したのは、中国代表として出席する習近平国家主席との「蕭習会」モデルをAPECで確立し、経済貿易や地域経済統合体への共同参加など、「経済が先、政治は後」での中台関係の発展について確認を得るためとみられている。
また、中台関係の安定と発展に努めていることを国際社会へアピールさせる考えだ。関係者からは適任との声が上がっている。
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