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台風で養殖エビが減産、中秋節に価格1.7倍も


ニュース 農林水産 作成日:2013年9月10日_記事番号:T00045807

台風で養殖エビが減産、中秋節に価格1.7倍も

 中南米太平洋沿岸が原産地のシロエビは台湾で養殖が盛んに行われているが、先月末の台風15号(アジア名・コンレイ)による豪雨の影響を受け生産地の雲林県、屏東県で生産量が減少している。雲林県の卸売価格は、台風により1斤(約600グラム)120台湾元から150元以上まで値上がりし、需要の高まる中秋節(今年は9月19日)前には約1.7倍の同200元(約670円)を突破する可能性がある。10日付自由時報が報じた。

 シロエビの養殖にも携わる蔡永常・雲林県口湖郷長によると、台風15号で養殖地が洪水に見舞われ、シロエビが大量に流出してしまい、生産量は約5割減少する見通しだ。それに加え、今年は中秋節連休が4日間のため、中秋節恒例のバーベキューで需要増加が見込まれており、値上げを食い止めるのは難しいと説明した。