ニュース 運輸 作成日:2013年9月10日_記事番号:T00045809
中国・国慶節(10月1日)連休を前にした在庫積み増し需要の高まりを受け、コンテナ海運各社がアジア〜欧州航路で今月中旬からの運賃引き上げを予定している。2大海運アライアンスのうち、「CKYHアライアンス」に所属する陽明海運(ヤンミンライン)および「G6アライアンス」に属する独ハパグロイドはいずれも1TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)当たり500米ドル値上げすると表明した。上げ幅は約50%だが、今後顧客との交渉により確定する。10日付経済日報が報じた。
なお陽明海運は9月15日、ハパグロイドは同23日の値上げを予定している。
同紙によると今後、CKYHとG6の各加盟業者、およびデンマークのマースク、長栄海運(エバーグリーン・マリン)も追随する見通しだ。
アジア〜欧州航路は台湾の海運業者にとって各社売上高の30〜40%を占める主力航路だが、現在の運賃は損益均衡水準にあり、今回の値上げに成功すれば1TEU当たり1,570米ドルとなり、上半期の赤字を埋めて通年での黒字化が期待できる。
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