ニュース 商業・サービス 作成日:2013年9月10日_記事番号:T00045812
カネボウ化粧品が販売した「美白効果」をうたった化粧品の使用者に、肌がまだら状に白くなる症状が出たことを受け、衛生福利部は9日、化粧品に問題成分のロドデノールの使用を禁止すると発表し、即日実施した。また、該当する化粧品を購入した消費者には直ちに使用を中止するよう呼び掛けた。10日付中国時報が伝えた。
衛生福利部は今年7月、台湾カネボウに問題商品の店頭からの撤去と商品の安全性評価報告の提出を求めた。
また、衛生福利部食品薬物管理署(FDA)は、専門家による化粧品管理諮議会で関連データの検討を重ねた結果、台湾にはビタミンC、アルブチンなど合法的に使用できる13種類の美白成分があるとし、消費者の安全を守るため、メーカー側から安全性評価資料の追加提出があるまで、ロドデノールの使用を全面禁止すべきだとの結論を下した。
台湾カネボウによると、問題の商品は99.99%に当たる6万3,784本が回収され、これまでに47人に皮膚の色にむらができる症状が確認された。
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