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王院長肝いりのバイオ業界、辞任懸念で株価急落


ニュース 医薬 作成日:2013年9月10日_記事番号:T00045813

王院長肝いりのバイオ業界、辞任懸念で株価急落

 王金平立法院長の検察幹部に対する圧力疑惑で政界が混乱する中、10日の株式市場では、王院長が肝いりで育成に努めてきたバイオ関連企業の株価が急落した。10日付自由時報が伝えた。

 市場は「王院長が辞任することになれば、バイオ産業の発展に重大な影響が及ぶ」と受け止めたようだ。

 これに先立ち、台湾政府は「生技(バイオテクノロジー)新薬産業発展条例(生技条例)」を改正し、第2類高度医療器材の一部を税制優遇策の対象に含める方針を固めており、王院長はそれを全面的に支持する意向を表明していた。しかし、今回の政界混乱で立法院での同条例成立に影響が生じる可能性が出てきた。

 関連銘柄の株価は敏感に反応し、邦特生技(バイオテック)、合世生医科技(ヘルス&ライフ)、太平洋医材(パシフィック・ホスピタル・サプライ、PAHSCO)、雃博(エイペックス・メディカル)などの株価は5%以上急落した。