ニュース 社会 作成日:2013年9月11日_記事番号:T00045826
南投県政府が発注した公共工事に関連し、李朝卿南投県長(国民党)が業者から賄賂を受け取った事件で、監察院は10日、保釈中の李県長に収賄の事実があったとして弾劾を決定した。監察委員による表決結果は、賛成11票、反対1票だった。11日付自由時報が伝えた。
監察院の馬秀如委員(中)は記者会見を開き、李県長が弾劾に至った経緯を説明した(10日=中央社)
監察院は李県長や県政府幹部が2008年から12年にかけ、災害復旧工事や小規模の公共工事で随意入札方式を採用するなど、業者に便宜を図った見返りとして、常習的にリベートを受け取っていたと認定した。その上で「李県長は県政の倫理を顧みず、職権をもてあそび、部下に随意入札の乱用を指示し、リベートを受け取り、集団で汚職に及んだ」などとして、その責任は逃れられないと断じた。
これに対し李県長は「最近の監察院の弾劾案件では、証拠が明確なのに弾劾されないケースもある。審理中の案件で弾劾されるのは不公平だ。司法が潔白を証明してくれると信じている」と反論した。
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