ニュース 医薬 作成日:2013年9月11日_記事番号:T00045836
スイスに拠点を置く世界的製薬大手、ノバルティス系の投資ファンド、ノバルティス・ベンチャー・ファンズのラインハルト・アンブロス社長は10日台湾を訪れ、永豊餘集団系列の上智生技創業投資と共同で「台湾バイオ医学産業投資プラットフォーム」を構築し、新薬開発分野で投資案件を模索していくことを明らかにした。11日付経済日報が伝えた。
アンブロス社長は、今後1年以内に台湾にベンチャー投資子会社を設立する考えを示した。投資先は上智生技創業投資に財団法人・生物技術開発中心(DCB)を加えた形で選考を進める。新薬開発会社で杏輝薬品工業(シンファー・ファーマシューティカル)傘下の杏国新薬のほか、泰緯生命科技(タイベックス)、台睿科技(トップレイ)、試薬業者の怡発科技(Advファーマ)、医療器材業者の安盛生科(iXensor)などが候補に挙がっているという。
第1期の投資額は、1社当たり500万〜1,000万米ドルが見込まれ、早ければ1年以内に投資が実行される見通しだ。
アンブロス社長は「台湾の臨床試験の実力、バイオテクノロジー関連法規の整備度、資本市場の活発さ、中台市場との結び付きなどを評価している」と述べた。
ノバルティス・ベンチャー・ファンズは1996年に設立され、アジアではこれまでにシンガポール、韓国、中国に投資実績がある。
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