ニュース 電子 作成日:2013年9月11日_記事番号:T00045840
国家通訊伝播委員会(NCC)は10日、第4世代(4G)移動通信規格の周波数帯に対する競争入札に応札した7陣営のうち、新光合成繊維傘下の新建が入札資格を失ったと発表した。新建は入札で棄権回数が通算4回となったため、規定によりこれ以上入札に参加できなくなった。11日付工商時報が伝えた。
新光合成繊維の呉東昇董事長は、大衆電信(FITEL)でPHS事業に参入した経験を踏まえ、4G事業への参入を目指していたが、入札開始6日目で脱落した。今回の入札での脱落企業は新建が初めて。
これにより、今回の入札は既存キャリアの▽中華電信▽台湾大哥大(タイワン・モバイル)▽遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)▽亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)──に▽国碁電子(アンビット・マイクロシステムズ、鴻海科技集団系)▽台湾之星移動電信(頂新国際集団の魏応交董事長が主導)──を加えた6陣営に絞られた。
入札は11日午後1時までに65回行われ、周波数幅が15MHz(メガヘルツ)と広く、最も人気が高い1,800MHz帯の「C5ブロック」への入札価格は122億7,500万台湾元(約400億円)に達した。一部陣営はC5ブロックへの入札を断念し、人気薄の他の周波数ブロックへの入札に回ったもようだ。
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