ニュース 電子 作成日:2013年9月11日_記事番号:T00045842
11日付電子時報によると、宏碁(エイサー)はこのほど、受託メーカーに対するノートパソコン主要製品の来年度向け生産委託分配率を決め、これまで同社と関係の深かった緯創資通(ウィストロン)、および第4の委託先だった和碩聯合科技(ペガトロン)がサプライヤーから外れる見通しとなったもようだ。これによりエイサーの主要ノートPC生産委託先は従来の4社から広達電脳(クアンタ・コンピューター)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の2社に半減することになる。
ただ観測に対し、エイサーおよびウィストロンはいずれも「コメントしない」としている。
これまでエイサーは、主要ノートPC生産をクアンタ、コンパル、ウィストロンにそれぞれ約30%ずつ、ペガトロンに約5%を委託していた。
ウィストロンが委託先から外れることについて業界関係者は、同社はこれまで顧客ブランドごとに個別チームを設置して受注を担当してきたと指摘。しかしこのほど進めた組織再編とリソースの統合によりエイサー担当チームが分散し、その他の顧客企業も手掛けるようになったことで、エイサーが自社の製品開発に影響が出るのではないかとの疑念を持ったとの見方を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722