ニュース 電子 作成日:2013年9月11日_記事番号:T00045843
鴻海精密工業が10日発表した8月の連結売上高は2,804億2,800万台湾元(約9,500億円)、前月比6.6%減、前年同月比2.6%減で3カ月続いた3,000億元の大台を割り込んだ。証券会社は同社が受託生産するアップルのスマートフォン「iPhone」が新型機「iPhone5S」と廉価版「iPhone5C」の発売直前で購入が控えられたためと分析。減収は当然だと指摘した。11日付工商時報などが報じた。
同社広報担当者は、8月は第4四半期の新製品発売前のいわばウォーミングアップ期間で、業績は9月から上向くと話した。製品別では、情報通信機器が比較的良く、パソコンは横ばい、消費性電子製品は伸び悩んだと説明した。
なお、鴻海と同じくアップル製品を受託生産する和碩聯合科技(ペガトロン)の8月売上高は666億600万元で前月比8.7%減、前年同月比4.2%減となった。同社は今年、通年売上高1兆元突破を目標としているが、8月末時点で累計5,648億6,500万元にとどまっている。しかし、第4四半期は単月で1,000億元程度の売上高が見込めるとして、達成は可能とみているようだ。
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