ニュース 電子 作成日:2013年9月11日_記事番号:T00045844
日亜化学工業は9日、同社の白色LED(発光ダイオード)特許が侵害されたとして、LEDパッケージング大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)および同社のドイツ子会社に対する提訴について、デュッセルドルフ地方裁判所が3日特許侵害を認め、製品の販売差し止めと損害賠償を命じる判決を下したと発表した。
エバーライトは10日、同特許は日本では無効判決が出ており、ドイツの判決は意外だとコメントし、上訴すると表明した。日亜は11日、ワイズニュースの取材に対し、「今回のヨーロッパ特許(EP 936 682)に対応する日本特許(JP 2927279)は、日本の特許庁が無効審判においても有効であると判断し、確定した」とコメントした。
日亜の9日発表によると、裁判所はエバーライトの6種類の白色LED製品による日亜のYAG特許の侵害を認めた。また、エバーライトがドイツ連邦特許裁判所に提起した、日亜のYAG特許に対する特許無効訴訟を理由とした侵害訴訟手続き中止の申し立ても却下した。この特許無効訴訟の判決はまだ出ていない。
11日付工商時報によると、エバーライトのドイツでの売上高は同社全体の3~4%でそれほど高くない。
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