ニュース 電子 作成日:2013年9月11日_記事番号:T00045845
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した8月の連結売上高は550億9,100万台湾元(約1,900億円)、前月比5.7%増、前年同月比11.2%増で単月としての過去最高を更新した。米クアルコム、ブロードコム、聯発科技(メディアテック)など顧客の28ナノメートル製造プロセスチップが出荷のピークを迎え、業績を押し上げた。11日付工商時報が報じた。
同社は第3四半期売上高を1,610億~1,640億元と予測。9月も引き続き過去最高売上高が期待できることから、四半期ベースでも過去最高更新は確実とみられている。
第4四半期については、同業の米グローバルファウンドリーズ(GF)が28ナノプロセスでTSMC顧客からの受注獲得に動いており、メディアテックや晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)が一部発注をGFに切り替えるとの観測がある。
しかし、TSMCは第4四半期から、20ナノでアップルの新プロセッサー「A7」を量産予定で、第4四半期から来年第1四半期も好調業績が予測される。
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