ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

AUOのタッチパネル好調、8月12%増収【表】


ニュース 電子 作成日:2013年9月11日_記事番号:T00045846

AUOのタッチパネル好調、8月12%増収【表】

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、同社が開発した液晶パネルとOGS(カバーガラス一体型)タッチパネルを組み合わせた統合型ソリューション製品、「eTP」の出荷が急増し、8月連結売上高は371億5,500万台湾元(約1,260億円)で前月比12.5%増、前年同月比5.8%増となった。大型パネルの8月出荷枚数は1,047万枚で前月比18.9%増、中小型パネルは1,573万枚で同17.2%増だった。11日付工商時報が報じた。

 eTPは14インチの他、8月に量産を始めた15.6インチと11.6インチが主流サイズだ。観測によると、ノートパソコンブランド大手の宏碁(エイサー)、聯想集団(レノボ)から15.6インチの受注を得て、8月のeTP出荷枚数が50万枚以上と、過去最高になった。AUOはeTPの第3四半期出荷が前期の2倍、下半期は上半期の5倍を見込む。同社はタッチパネル搭載ノートPC向け市場シェア25%獲得を目論む。

 一方、群創光電(イノラックス)の8月売上高は前月比4%増、前年同月比25.6%減の330億4,300万元。大型パネル出荷枚数は前月比2.3%減の1,146万枚、中小型パネルは同2.2%減の3,317万枚だった。