ニュース 政治 作成日:2013年9月12日_記事番号:T00045850
野党民進党は11日、蘇貞昌主席が馬英九総統との間で15日に予定していた中台サービス貿易協定に関するディベートを中止すると発表した。王金平立法院長が検察幹部への圧力疑惑で、国民党籍を剝奪された事態を重く見た決定だ。12日付蘋果日報が伝えた。
ディベート中止の発表を受けて総統府の羅智強副秘書長は「蘇主席がディベートから逃げる言い訳に政治問題を利用しないでもらいたい」とコメントした(中央社)
民進党の王閔生広報担当は「馬総統はここ数日、司法的手段を乱用し、公然と国会議長(王院長)と闘争し、憲政を乱したのみならず国家の混乱を招いた」と批判。その上で、「国家が憲政上の重大な危機に直面しており、サービス貿易協定に関するディベートを行う適当な時期ではなくなった」と中止理由を説明した。
ディベートは、サービス貿易協定の締結交渉が不透明だとする世論に応え、総統府サイドが受け入れたもので、馬総統もリハーサルを行うなど準備を進めていた。しかし「王金平問題」で民進党内からディベート中止を求める声が上がり、蘇主席が最終的に中止を表明した。
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