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「今は明王朝時代ではない」、連勝文氏が痛烈な皮肉


ニュース 政治 作成日:2013年9月12日_記事番号:T00045851

「今は明王朝時代ではない」、連勝文氏が痛烈な皮肉

 王金平立法院長の国民党籍剥奪を党考紀委員会が決定したことについて、連戦・同党名誉主席の長男で党中央常務委員の連勝文氏は「今は中華民国102年であって、明王朝時代ではない」と発言した。台湾では、明王朝は暗愚な皇帝が続出し「東廠」など特務機関が猛威を振るった時代と認識されており、馬英九総統への痛烈な皮肉と受け止められている。12日付自由時報が報じた。

 連勝文氏はまた、「今はいかなる人物も法律を乗り越えることはできず、総統も例外ではない。王氏は審判を受ける前に粛清されてしまい非常に辛い気持ちだ」と語った。

 2004年に連戦氏とのペアで総統選を戦った宋楚瑜親民党主席は、「馬総統の今回の王氏処分には人間性のかけらもみられない」と酷評した。

 このほか、蘇治芬雲林県長は「馬総統が手荒な手段で本省籍の国会議長を追放して、族群(エスニックグループ)の融和を傷付けた。さらに、人々を再び白色テロの恐怖にさらしている」と批判した。

 傅崐萁花蓮県長は、「与党主席が国会議長を辞めさせる民主国家がどこにあるのか?」と不当さを訴えた。