ニュース 金融 作成日:2013年9月12日_記事番号:T00045855
金融持ち株会社、中華開発金融控股(開発金控)の楊文鈞総経理は11日、業績説明会の席上、同社が万泰商業銀行を買収するとの市場観測を否定せず、「積極的に合併・買収の機会を探っており3〜4行が対象となっている。銀行の合併・買収で相乗効果を発揮し、資本の有効運用で収益率を高めたい」と述べた。12日付中国時報が伝えた。
ただ、開発金控は傘下に中華開発工業銀行を擁しており、金融監督管理委員会(金管会)は単一持ち株会社が「工業銀行」と「商業銀行」の免許を持つことを認めるか否か明確な態度を示していない。このため、楊総経理は「買収を行う前に関連条件が確定し、監督機関の支持を得る必要がある」と説明した。
楊総経理はさらに、買収計画が実現しなかった場合には、余剰資本の運営先がないため、減資や金庫株の実施も検討していくと説明した。
中国事業では、人民元建ての株式投資ファンド3本を設定したほか、リース子会社を昆山(江蘇省)、上海に続き、年内に福州(福建省)にも設立する予定だ。
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