ニュース 食品 作成日:2013年9月12日_記事番号:T00045860
経済誌『今周刊』最新873号が報じたところによると、台中市、雲林県、台南市で市販されている蜂蜜5件についてサンプル調査を実施した結果、▽黄記蜂蜜(台湾黄記企業)▽調和龍眼花蜜(山水蜂蜜)▽龍眼蜜(新聯美興業)──の3件については蜂蜜成分が全く含まれておらず、「100%純蜜」をうたう「台湾蜂蜜」(情人蜂蜜)にも人工の果糖が60%含まれていることが判明した。12日付蘋果日報が報じた。
これについて台湾黄記は「小売業者に応じて調整はしているが、蜂蜜は必ず含まれている」とコメント。山水蜂蜜も「消費者を欺くようなことはしていない」と報道を否定した。一方、新聯美興業は「当社は販売業者で製造は手掛けていない」とし、該当商品を撤去したと説明した。
また情人蜂蜜は、「問題が指摘された商品は自社ブランドではなく、宮北合作農場のもので、同農場に撤去・回収を求めた」と釈明した。
行政院農業委員会(農委会)農糧署は、蜂蜜よりコストのかからないシロップを使った「偽蜂蜜」が市場に出回っていると指摘。真偽の見分け方について、「本物は蜂蜜の入ったビンに指を入れると、指がはっきり見えず、表面に気泡が生じるが、偽物は指がはっきり見え、気泡も出ない」と説明した。
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