ニュース 石油・化学 作成日:2013年9月12日_記事番号:T00045862
台湾肥料(台肥)が51%出資する旭昌化学科技(昆山)は11日、電子化学品工場(中国・江蘇省昆山)を稼働した。台肥にとって初めての中国投資で、中国初となる電子化学品の一貫生産工場だ。初年度売上高目標は1億人民元(約16億円)。12日付経済日報が報じた。
第1期の年産能力は3万5,000トン。第2期完成後には8万~10万トンに拡大する見通しだ。旭昌化学の資本金は5,000万米ドル。出資比率は▽台肥、51%▽昇恒昌(エバーリッチ・デューティーフリー・ショップ)、35%▽ゲン興化学(ゲンは火へんに玄)、14%──。
台肥から派遣された周偉馨・旭昌化学董事長は、台肥は本業の肥料での中国進出は時期を逸しており、電子化学品での進出を決めたと説明した。
電子化学品は、半導体や液晶パネルなどの製造工程に使用される。中国では90%をドイツ、日本、台湾などからの輸入に頼っているため、潜在商機は大きい。
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