ニュース 電子 作成日:2013年9月12日_記事番号:T00045870
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は12インチウエハー工場の設備稼働率が第3四半期に入り徐々に下落し、9月は75~80%まで下がったと川上のサプライヤーが明かした。ハイエンドスマートフォンの需要低迷が背景にあり、第4四半期の在庫調整で、さらに落ち込む可能性がある。12日付電子時報が報じた。
半導体業界関係者は、28ナノメートル製造プロセスの生産拡大が一段落したと指摘。28ナノの需要低迷を、20ナノ量産を第4四半期に前倒しして補うと業界で予想されていたが、材料供給メーカーは、年内は間に合わず、当初の予定通り来年第1四半期から量産に入ると指摘した。
なお、TSMCの設備稼働率低下に伴い、材料供給メーカーの崇越科技(トプコ・サイエンティフィック)、華立企業の業績も振るわない。本来第3四半期は需要期だが、崇越科技はTSMC向けが売上高に占める割合が高く、7月の連結売上高は前月と同水準、8月は減収に転じた。
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