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総統府副秘書長が辞任表明、立法院長の司法介入問題で


ニュース 政治 作成日:2013年9月13日_記事番号:T00045875

総統府副秘書長が辞任表明、立法院長の司法介入問題で

 王金平立法院長が司法介入を行ったたとして国民党籍を剝奪された事件に世論の注目が集まる中、総統府の報道官を務めてきた羅智強副秘書長は12日記者会見を開き、辞任を表明した。13日付聯合報が報じた。


羅副秘書長は、辞任後は家族とゆっくり過ごし、好きな文筆活動にいそしみたいと述べた(12日=中央社)

 羅副秘書長は、王立法院長の司法介入問題について、「そんなに見極め困難なことか」と問い掛け、「王院長は越えてはならない一線を越えた。もしこれが司法介入でなければ、この世に司法介入など存在しない」と話した。その上で、「司法介入の事実ははっきりしているのに、馬総統が司法の正義をかざすとやっぱり批判されるのか」と馬総統を擁護する立場を示した。

 また羅副秘書長は、2~3週間以内に引き継ぎを終え、辞任後は政府関係の職には就かず、基隆市長選にも立候補しないと述べた。

 羅副秘書長は前日、「真っ黒な津波のようなに押し寄せるマイナスの波に耐え切れないので、わがままを許してほしい」と辞任を申し出、馬総統は慰留に努めたが本人の決意が固く辞任を認めたという。