経済部工業局が12日発表した統計によると、１～８月の民間企業の重大投資額は7,268億台湾元（約２兆4,000億円）で、達成率は60.5％と、例年の65％以上より低かった。工業局は、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）など大手半導体メーカーの投資意欲が強いと、通年目標１兆2,000億元達成に自信を示した。13日付工商時報が報じた。
業種別の１～８月重大投資額は、上位から▽金属機電、2,140億元（達成率71％）▽電子・ＩＴ（情報技術）、3,113億元（同64％）▽民生化工、1,393億元（同50％）──など。
この他、昨年末から台湾企業のＵターン投資を推進しており、投資認可が1,844億元（達成率92.2％）と、２年で2,000億元の目標に迫っていると指摘した。外資による台湾投資も７月末時点で61億5,000万米ドルと、通年目標の105億米ドルを達成できる見通しだ。
