ニュース その他製造 作成日:2013年9月13日_記事番号:T00045889
台湾のプレジャーボート産業は、技術、産業クラスターの形成などで世界をリードしているが、昨年の輸出額は1億4,800万米ドルと、ピークだった2008年の3億5,700万米ドルから58%減少した。しかし、同業者団体、台湾区遊艇工業同業公会の呂佳揚理事長は12日、「今年は谷底を脱する」と語り、今後は毎年20%の成長が続き、5年で08年水準まで回復すると予測した。13日付工商時報が報じた。
同公会の統計によると、今年1〜6月のプレジャーボート輸出は100隻を上回っており、輸出額も既に約1億米ドルに達している。
呂理事長はここ数年の輸出額減少について、主要市場とする欧米での需要落ち込みが主因だと指摘。ただ、中国や東南アジア地区で需要が高まっており、欧米の減少分をカバーする状況が期待できると語った。
なお、アジアでの成約件数シェアはこれまで全体の20%にすぎなかったが、今年は40~50%に拡大する見通しだ。
また呂理事長は、現在台湾はプレジャーボート産業において「アジアの製造センター」の地位にあるが、今後「レジャーの中心地」へと変貌を遂げれば関連産業の生産額は5倍に拡大すると語った。
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