ニュース その他製造 作成日:2007年12月25日_記事番号:T00004589
台湾聚合化学品(USI)は、太陽エネルギー上流多結晶シリコン分野への進出計画に関し、工場設置地点をマレーシアとすることを内定し、100ヘクタールの用地で、来年末に操業開始を予定しているもようだ。台湾のプラスチック化学メーカーによる太陽エネルギー産業進出で、工場設置地点の決定が一番乗りとなる。ただし台聚側はノーコメントとしている。25日付経済日報が報じた。
台聚傘下にマレーシア進出企業はないが、下流の関係企業である順昶塑膠(スワンソン・プラスチックス)が同国で長く生産を行っている。
石化業者によると、マレーシアは天然資源が豊富で、水と電気の供給にも問題はなく、さらに現地に有力な競争者が見当たらず、集積効果が現れるのを待つよりは、先に工場を設立した方が得策と考えたようだ。
李長栄化学も太陽エネルギー産業進出計画を持っているが、同社は台湾での工場設置を優先し、政府関係機関に租税優遇を求めて交渉を行っているようだ。
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