ニュース 政治 作成日:2013年9月14日_記事番号:T00045900
台北地方法院が13日、国民党の党籍剥奪処分を受けた王金平立法院長に党員としての権利行使を引き続き認める仮処分決定を下したことに関連し、国民党はあくまで王院長の党内活動への出席を拒否する意向を固めたもようだ。
同法院の決定を受け、国民党は王院長の活動について、立法院長としての職務と党内での職務を切り離し、法的な決着がつくまで立法院長として活動することを認める一方、政府・与党の政策決定会合である「総統府5人小組」をはじめ、今月29日の国民党第19回党大会など党内行事には出席を認めない方針とされる。全国代表大会では馬総統の国民党主席続投が決まる見通しとなっている。
王院長の党籍剥奪処分で、国民党内の不協和音が高まる中、馬総統にとっては党大会で王院長の影響力を削ぎ、党内の権力基盤を固めることが最大の課題となる。馬総統は党大会で、郝龍斌台北市長、朱立倫新北市長、胡志強台中市長を副主席に据え、党中堅幹部による後継体制を整えることで、党の分裂危機を乗り切ろうとするとの見方が浮上している。
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