ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

山腹の巨石撤去成功、基隆市北寧路が再開通


ニュース 運輸 作成日:2013年9月14日_記事番号:T00045903

山腹の巨石撤去成功、基隆市北寧路が再開通

 山腹の巨石を撤去する作業のため、13日間閉鎖していた基隆市の北寧路が13日午前11時、再開通した。14日付中国時報が報じた。


迂回(うかい)を強いられていたバスも通常路線に戻った(基隆市リリースより)

 基隆市で1時間に96ミリの雨量をもたらした台風15号(アジア名・コンレイ)により、北寧路では8月31日午後、落石が自動車に衝突する事故があった。その後、山腹で落石の恐れがある2,000トンの巨石が確認され、市当局が北寧路を閉鎖して撤去作業を行っていた。

 基隆市工務処によると、経費は380万台湾元(約1,270万円)、交通規制など延べ2,210人を動員した。落石の可能性がある区間では今後、降水量35ミリメートルで予防措置、47ミリで道路閉鎖準備、60ミリに達すれば閉鎖措置をとる。

 周辺の大型レストランは、結婚披露宴2件のキャンセルなどで、数百万元の損失が出たと嘆いた。