ニュース 食品 作成日:2013年9月14日_記事番号:T00045907
統一企業(ユニプレジデント)傘下、統一企業中国控股(ユニ・プレジデント・チャイナホールディングス)の侯栄隆総経理は13日、競争が激化する中国即席麺市場で、3年以内にシェアを現在の18%から過去最高だった2000年当時の22.9%に引き戻すことを目指すと宣言した。中国市場では今年上半期、頂新国際集団の「康師傅」ブランドがシェア55.4%で、2位統一を大きくリードしている。14日付経済日報などが報じた。
統一中控の侯総経理。「老壇酸菜牛肉麺」は中国酸菜麺市場で55%のシェアを獲得しているが、できるだけ早く73%まで引き上げたいと語った(13日=中央社)
中国の即席麺市場規模は今年530億人民元(約8,600億円)と見込まれており、上半期は4.5%成長した。その中で統一中控は10%増収を果たし、同事業の上半期売上高は37億7,600万人民元となった。主力の「老壇酸菜牛肉麺」が即席麺売上高の70~75%を占めた。ただ、市場競争の激化に伴いマーケティング費用を増額した結果、同期は6,031万人民元の赤字を計上した。
侯総経理は、上半期の赤字には懸念を抱いていないと語った。「2位ブランドとして市場の急激な変化に振り回されず、中長期的な視点に立って利益を出し、業界の先頭に立つことが目標だ」と語った。
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