ニュース 電子 作成日:2013年9月14日_記事番号:T00045911
14日付工商時報によると、ノートパソコン用ヒンジ大手、新日興(SZS)が金属粉末射出成型法(MIM)により製造した部品が、クアルコムのスマートウォッチ「Toq」に採用されたとの観測が出ている。証券会社は、出荷規模は小さいものの、新日興の新たな市場開拓にとって象徴的な意義を持つと指摘している。
ノートPC市場の縮小に伴い、新たな分野での展開を積極化する新日興はこれまで、タブレット型PCや携帯電話へのMIM部品の応用を進めてきたが、ウェアラブル(装着型)スマートデバイス分野へも参入することになる。
観測に対し新日興はコメントを避けたものの、現在4〜5社とウェアラブルデバイスの開発で協力しており、うち2社については少量のサンプル出荷を行っていることを明らかにした。来年初めにも量産に入る見通しだ。
なおMIM部品は単価が高いため、新日興の第4四半期売上高に占める同製品の比率は6.5%となり、来年第1四半期には10%まで拡大すると証券会社は予測している。
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