ニュース 石油・化学 作成日:2013年9月16日_記事番号:T00045935
中台による海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)の後続交渉のうち、物品貿易分野では第3ラウンド交渉に入っており、年内の合意を目指している。16日付経済日報が報じた。
台湾側は第3ラウンドの交渉で、液晶パネル、5大汎用樹脂、工作機械と総合加工機械、放電加工機、完成車など、中国側は鉄鋼、繊維、完成車などの市場開放をそれぞれ求めているもようだ。
このうち、台湾側が特に期待しているのは、▽ポリ塩化ビニール(PVC)▽ポリエチレン(PE)▽ポリプロピレン(PP)▽ポリスチレン(PS)▽ABS樹脂──の5大汎用樹脂の関税撤廃だ。
シンガポールは、中国との自由貿易協定(FTA)で5大汎用樹脂を無関税で中国に輸出でき、台湾の強力なライバルに浮上している。中台間での関税撤廃が実現すれば、台湾メーカーの競争力維持に大きく役立つ見通しだ。
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