ニュース 機械 作成日:2013年9月16日_記事番号:T00045937
工作機械大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋総裁は15日、1億ユーロ(約130億円)以上の資金を投じて、ドイツの同業MAGグループ傘下の工作機械メーカー5社およびロシアの自動化装置組み立て業者1社の100%株式を取得し、買収したと表明した。これによりフェアフレンドが抱える工作機械ブランドの数は23件に、生産拠点は世界で32カ所に増えた。16日付工商時報が報じた。
朱総裁によると、傘下に7社の工作機械メーカーを抱えていたMAGは、2007年の売上高が10億ユーロと、日本のヤマザキマザック、ドイツのDMGに次いで世界第3位となっていた。しかし昨年は売上高が約7億ユーロまで減少、同年8月に傘下メーカーの売却方針を決めていた。
今回の買収によりフェアフレンドは、製品のみで年間100億台湾元(約330億円)、サービス事業で26億元の増収が見込め、グループ全体の工作機械事業売上高は今年14%成長する見通しだ。
さらに同社は日本で3〜4社、ドイツで2社の工作機械メーカー買収も検討しており、朱総裁は「年内に計画を始動させ、2022年までに工作機械事業で年商1,000億元の世界最大手を目指す」と語った。
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