ニュース 電子 作成日:2013年9月16日_記事番号:T00045938
米アップルの新型スマートフォン、iPhone5sの指紋認識センサー搭載ホームボタンや背面カメラのカバーに採用されるなど、サファイアの応用先が拡大する中、台湾のサファイア基板メーカーがさらなる生産能力拡大に踏み出す。16日付経済日報が報じた。
兆遠科技(クリスタルワイズ・テクノロジー)は6億9,000万台湾元(約23億円)を投じて竹南工場(苗栗県)を拡張する。晶美応用材料(クリスタル・アプライド・テクノロジー)は、中国の塩城工場(江蘇省)の月産能力を11月に40万枚に引き上げる。佳晶科技(プロクリスタル)は第4四半期の生産能力拡大を計画している。越峰電子材料(ACMEエレクトロニクス)傘下の台聚光電(USIO)も第4四半期に生産能力拡大を再開し、月産能力を100万ミリメートルに引き上げる。
業界関係者は、サファイア基板の主な応用先は従来LED(発光ダイオード)で年間需要は450万枚(2インチ換算)だったが、iPhoneの背面カメラのカバーだけで年間150万枚で、この3倍が必要となるホームボタン向けも加わり、今後供給過剰を脱すると予測。第4四半期の価格上昇が予想されている。
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