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輸入車関税の引き下げ、価格には反映せず


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年12月25日_記事番号:T00004595

輸入車関税の引き下げ、価格には反映せず


 台北市自動車代理商公会は、来年1月1日から実施される輸入車に対する関税1.44%の引き下げについて、ディーラーが物価上昇と為替レートの変動分として吸収するため、自動車の販売価格には反映されないと見ている。25日付経済日報が報じた。

 台湾は世界貿易機関(WTO)加盟時に、2012年までに小型車の輸入関税を段階的に引き下げることを確約しており、来年は現行の21.8%から20.36%に引き下げられる。

 世界的な原材料価格の高騰によって自動車の製造コストが増大し、また、域内の輸入車の主流は欧州車で、ユーロ高の影響で価格が大幅に上昇したため販売台数が落ちている。   

 今年は、営業停止や代理権放棄のニュースがよく聞かれたが、ディーラーでは、来年の関税引き下げを待つよりも年末の自動車買い替えシーズンの商機を狙った方が得策と考えているようだ。