ニュース 医薬 作成日:2013年9月17日_記事番号:T00045954
行政院科技会報(科学技術評議会)は16日、健康保険関連の膨大なデータを疾病予防などに生かすことを目指す公的クラウド「超級健康雲(ビッグデータ・フォー・ヘルスケア)」計画を始動すると発表した。今年はクラウドの構築作業に10億台湾元(約33億5,000万円)を投資し、年内にデータベース化を完了する。17日付経済日報が報じた。
同計画は台湾全土の全民健康保険加入者2,300万人の情報をデータベース化し、健保の適正運用に役立てるとともに、個人を特定できる情報を削除した上で、政府機関、研究機関、民間企業にもデータベースを開放し、疾病予防や新薬開発に活用できるようにするものだ。データベースには台湾人の遺伝子データベースも収容される。
計画の実務は衛生福利部統計処が担当する。投資額の主な内訳は、健康保険資料クラウドが1億7,000万元、遺伝子データベースが6億8,000万元などとなっている。
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