ニュース 電子 作成日:2013年9月17日_記事番号:T00045963
業界観測によると、7月末に発売されたグーグルのタブレット型パソコン、2代目「ネクサス7」は価格設定が高過ぎるため販売量が予想を下回っている。このため、組み立ての広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は今年のタブレット型PC出荷台数が目標の2,000万台に全く届かず、1,200万~1,300万台にとどまるとみられている。17日付電子時報が報じた。
2代目ネクサス7は229~349米ドルだが、7インチタブレット型PC価格は市場で100米ドル近くまで下がっており、中国でホワイトボックス(白牌)と呼ばれるノーブランド、無名ブランドはさらに低価格だ。サプライチェーン関係者は、消費者にとって200米ドル以上は想定外で、しかも宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、聯想集団(レノボ)、ヒューレット・パッカード(HP)など選択肢が増える中、ハイエンド製品を買うならばアップルの7インチ「iPad mini」を選ぶと指摘。中価格帯の7インチ製品は立ち位置が明確でないと分析した。
また関係者は、グーグルは3代目ネクサス7でASUSと組まず、クアンタの顧客ロスにつながると予測した。新たな提携相手はレノボ、LGエレクトロニクス、宏達国際電子(HTC)など観測が飛び交っている状況だ。
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