ニュース 政治 作成日:2013年9月18日_記事番号:T00045973
今年後半の立法院の新会期が17日幕を開けた。最大野党・民進党は、王金平立法院長が国民党より党籍剥奪処分を受けた政争をめぐり、江宜樺行政院長が立法権の独立に干渉する発言を行ったとして、施政報告を行う条件に謝罪を要求した。しかし、江行政院長はこれを拒否した。また、民進党が審議入りの条件として挙げた、電気料金値上げの見合わせや第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設中止要求に国民党が同意せず、審議が1日空転することとなった。18日付聯合報などが報じた。
民進党の立法委員たち(手前)は全員黒い服を着て「憲政破壊」に抗議した(17日=中央社)
江行政院長は「行政院は王院長のいない立法院への準備はできている」と発言したとされ、これが行政府による立法府への干渉と受け取られ批判を浴びていた。一方、江行政院長はそうした発言はしていないと否定している。なお王立法院長は、与野党の協議を経て、来週24日には施政報告を行いたいとしている。
この日は政争発生以後、王立法院長と江行政院長が初めて議場で同席したが、江行政院長は席に着くなり無表情で書類を読み続け、2人は閉会まで一言も言葉を交わさなかった。
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