ニュース 石油・化学 作成日:2013年9月18日_記事番号:T00045982
総合化学メーカー、聚和国際(台湾ホパックス・ケミカルズ)が中国・江蘇省常熟市に1,400万米ドルを投じて建設したリチウムイオン電池電解液添加剤工場が、今月から本稼働を開始した。初期生産量は月間300トンだ。18日付経済日報が報じた。
同社はリチウムイオン電池電解液添加剤の他、コンタクトレンズ用洗浄液や化粧品原料などに使われる緩衝液製造の高雄工場で、コスト低下と大量生産を目的に設備の大型化を進める方針だ。中国の川下メーカーへの供給も見込む。また一部の現有設備を常熟工場に移転する計画で、稼動予定の来年以降は生産能力が2倍となる見通しだ。
なお、同社の上半期純利益は7,500万台湾元(約2億5,000万円)で前年同期比66%増、1~8月の売上高は23億5,700万元で同4.51%増だった。
証券会社は常熟工場稼働により粗利益率が40%から90%まで改善したとみており、業績への貢献は下半期にも現れると予測した。
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