ニュース 電子 作成日:2013年9月18日_記事番号:T00045983
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘総裁は17日、「インドネシアがアジアの次のブルーオーシャン(競合がない市場)だ」と語り、インドネシアの内需を狙う方針を明らかにした。18日付工商時報が報じた。
同社は昨年、携帯電話工場設置でインドネシア政府と協議を行ったが合意に達せず、いまだ実現には至っていない。同社はインドネシア投資について、投資優遇と政策的支援を保障する政府との投資覚書(MOU)を前提としており、締結に向けて引き続き努力しているとのみ説明した。
インドネシア工業省の統計によると、2012年の携帯電話輸入台数は5,000万台(45億米ドル)に上る。そのうち、スマートフォンは13~15%を占めたが、今年は20~25%に拡大する見通しだ。インドネシアのスマートフォン市場はサムスン電子、カナダのブラックベリーが全体の7割を占め、200米ドル以下のミドル~ローエンド機種が主流だが、今後ミドル~ハイエンド市場の成長に期待がかかっている。
なお郭総裁は、今年10月に行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)のCEO(最高経営責任者)サミットで同社の核心事業およびアジア太平洋地域の連携などをテーマに講演を行うことが決まっている。
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