ニュース 電子 作成日:2013年9月18日_記事番号:T00045986
ノートパソコン業界関係者によると、今年は例年のハイシーズンに当たる下半期も需要が振るわない一方で、中国工場における労働力不足が依然解消されておらず、人手不足が深刻度を増している。18日付電子時報が報じた。
業界関係者は、ノートPC生産の重要拠点である上海市松江区、重慶市、成都市(四川省)のいずれにおいても労働力不足が伝えられており、その原因として、中国・国慶節(10月1日)連休を前に故郷へ戻る労働者が増えていること、および9月からの新学期を迎え学生労働者が職場を離れたことを挙げた。先ごろスマートフォンの新製品を発表したアップルのサプライチェーンも人手不足問題に苦しんでいるようだ。
ただ、中国における労働力不足は最近になって浮上した問題ではなく、中国社会の変化を反映したものだとの指摘も行った。
あるODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカー関係者も、中国における生産現場の従業員は社会人とインターン学生が占めるが、社会の変化に伴って社会人の興味が製造業からサービス業へと移っていると語っている。
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