ニュース 電子 作成日:2013年9月18日_記事番号:T00045989
ノートパソコンブランド市場で世界シェア3位につける宏碁(エイサー)が今年デルに追い付かれ、来年には3位の座を明け渡すと、資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)が予測を示した。18日付工商時報が報じた。
エイサーは17日、ビジネス向けデスクトップPC「Veriton」の「M」、「X」シリーズを発表した(エイサーリリースより)
MICの予測によると、ノートPC市場は今年、出荷台数が前年比10%減の1億7,300万台、来年は同2.2%減の1億6,900万台まで落ち込む見通しだ。唯一の明るい話題は、マイクロソフト「WindowsXP」の来年4月のサポート終了による、ビジネス向けPCの買い替え商機だ。デルはビジネス向けに強い上、過去2年は値下げ戦略でノートPCのシェアを伸ばした。市場調査会社、IDCによると、今年上半期のノートPC出荷台数はエイサーが約981万4,000台、デルは約928万5,000台と、約53万台まで差を縮めた。
一方、ノートPC出荷シェアについても、周士雄MIC産業顧問アナリストは、台湾がかつて9割を誇ったが、聯想集団(レノボ)やサムスン電子が台湾の受託メーカーへの発注を減らし、今年は85.9%、15年には80%を割り込むと予測した。
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