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彩晶と華映、中型モジュール200万枚拡大へ


ニュース 電子 作成日:2007年12月25日_記事番号:T00004599

彩晶と華映、中型モジュール200万枚拡大へ


 パネルメーカーの瀚宇彩晶(ハンスター)、中華映管(CPT)は、来年のデジタルフレーム、華碩電脳(ASUS)の超小型パソコンEeePC、全地球測位システム(GPS)など中型パネルの需要を見込み、2社合計で中型モジュール200万枚水準の生産能力拡大を行う。25日付工商時報が報じた。

 華映は既に7億台湾元(約24億5,000万円)を投じ、中型モジュール100万枚の生産能力を拡大した。彩晶も中国・南京で5,000万米ドルを投じ、100万枚以上の生産能力拡大を予定している。

 第3、5世代ラインで中型パネルの標準、7インチパネルを製造すると、粗利益率は30~40%で大型パネルを下回らないと業界関係者は指摘する。

 来年、彩晶は第5世代ラインで3万枚以上の中小型パネルを生産、華映は来年末まで第4.5世代工場1棟の生産能力のうち、80%を中小型パネルに充てる予定だ。両社とも中小型パネルへのさらなる割り当ての可能性もあるとしている。