ニュース 電子 作成日:2013年9月18日_記事番号:T00045990
資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)は17日、2014年の世界半導体市場の生産額は3,104億米ドルで、前年比3.8%成長するとの予測を示した。中国など新興市場でのミドル~ローエンドスマートフォンの需要増加がけん引するとした。台湾半導体産業の生産額は通信用チップ需要で同7.8%拡大し、1兆8,950億台湾元(約6兆3,500億円)に上る予測だ。18日付経済日報が報じた。
MICは台湾半導体産業の現状について、IC設計ではクアルコム、ブロードコム、中国メーカーなどからの競争圧力を受け、ファウンドリーでも同業他社との間で28ナノメートル製造プロセスにおいて競争が激化していると指摘。それでも台湾業界は、依然世界平均以上の成長を遂げるとの展望を示した。
また来年のデスクトップパソコンの世界出荷台数は、マイクロソフトの「WindowsXP」のサポート終了を受けて買い替え需要が見込めるため、同1.7%減の2億9,100万台と小幅な落ち込みにとどまる予測だ。
ノートPCはデスクトップより減少幅が大きく、生産割合がPC全体の60.1%から58.5%まで縮小すると予想した。
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