ニュース 運輸 作成日:2013年9月23日_記事番号:T00046004
台北都市交通システム(MRT)を運営する台北大衆捷運(TRTC)は20日、現在供用中の104駅全てのホームにホームドアを設置し、利用客の転落事故の防止に務める方針を示した。中央社が20日報じた。
電動車いすが突然動き出し転落したとされ、警察は事故原因の究明に努めている(20日=中央社)
104駅のうち板南線の忠孝新生駅や淡水線の民権西路駅など54駅には既にホームドアを設置しており、今年は年末までに西門駅や古亭駅、中正紀念堂駅の3駅で設置を進める。来年はさらに、▽龍山寺駅▽忠孝敦化駅▽剣潭駅▽頂渓駅▽新埔駅▽公館駅▽淡水駅▽中山駅▽南港駅▽板橋駅──の10駅で設置を行う。
台北MRTでは、淡水線石牌駅で20日午前、車いすの男性が軌道に落ちて列車にひかれて死亡した他、11日にも同駅で列車に飛び込んだ男性が死亡しており、事故対策が急務となっていた。
なお、ホームドアがまだ設置されていない各駅では、世界で初めてとなる「ホーム軌道進入検知警告システム」を導入した。利用者が軌道まで一定の距離に近づけば、警報が作動して監視モニターが問題の起きたエリアを特定するもので、駅員による迅速な対応を可能にした。
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