ニュース 電子 作成日:2013年9月23日_記事番号:T00046015
ノートパソコン受託生産業界で主要メーカーの来年2014年の受注見通しがほぼ確定し、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が3,900万~4,000万台でほぼ拮抗(きっこう)する見通しとなった。コンパルはこのうち1,800万~2,000万台が中国・聯想集団(レノボ)との合弁会社、聯宝(合肥)電子科技の生産分で、デルからの受注比率拡大、宏碁(エイサー)からの安定した受注により、クアンタを抜いて業界首位に立つ可能性もある。21日付工商時報が報じた。
一方クアンタは、ソニーからの大型受注を獲得したものの、3大顧客であるヒューレット・パッカード(HP)、アップル、華碩電脳(ASUS)の出荷が今年比で減少する見通しであることから、今年の予測出荷台数4,200万~4,300万台から減らすとみられる。
来年、最も受注を減らす可能性が高いのは緯創資通(ウィストロン)で、レノボが一部のThinkPadビジネス機種を自社生産に転換する影響を受ける。また、エイサーの来年の発注がクアンタとコンパルに集中し、ウィストロンへの委託比率が10~15%となると伝えられていることもマイナス要因だ。
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