ニュース 電子 作成日:2013年9月23日_記事番号:T00046016
華碩電脳(ASUS)の施崇棠董事長は18日、パソコン業界が不振に陥る中、宏碁(エイサー)とASUSの台湾ブランド2強が合併すべきとする一部の意見について、「当社はさまざまな可能性に対しオープンな態度だ」と語り、合併に前向きな姿勢を初めて示したものとして注目を集めた。19日付経済日報が報じた。
ASUSの施董事長(右)。欧州系証券会社は、合併したとしても1プラス1で2以上の効果を生むとは限らないとの見方を示した(18日=中央社)
市場では先日、ある投資銀行が、中国・聯想集団(レノボ)またはASUSによるエイサー買収の仲立ちを行う意向とのうわさが流れた。エイサー広報は「そんなことは考えたことはない」と否定したが、同社創業者の施振栄氏は投資銀行による訪問を受けたこと自体は否定はしたものの、「PC産業は変化が速く、あらゆる可能性を考えなければならない。成り行きに任せたい」と合併を容認する発言をしていた。
証券アナリストは、「ノキアやモトローラなど、一世を風靡(ふうび)した携帯電話大手も他企業に買収されており、この世界にはあり得ないことは存在しないことを証明した。最高経営責任者(CEO)の立場からは、当然合併などの可能性を排除することはないだろう」と語った。
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