ニュース 農林水産 作成日:2013年9月24日_記事番号:T00046024
行政院農業委員会(農委会)農糧署は23日、スーパーマーケットや量販店で市販されている米を対象に8月に実施した拡大検査で、精米業者26社の127点を調べたところ、「山水米」ブランドで知られる泉順食品企業の2点で産地偽装が見つかったと発表した。同社は違反1件当たり罰金20万台湾元(約67万円)の処分と回収を命じられた。24日付中国時報が報じた。
泉順食品は先ごろ、ベトナム米を混入させ台湾米として販売していた疑惑が指摘された業者で、産地偽装以外にも品質表示不適合1件、品質規格不適合5件の計6件の違反が指摘され、品質表示不適合については、罰金4万元の処分と回収を命じられた。
産地偽装が判明した2点のうち1点は、「台湾産」と表示していながら、未知の品種が使用されていた。もう1点は「台湾産50%、タイ産50%」との表示があったが、実際には未知の品種が使用されていた。
このほか、泉順食品と並ぶ3大精米業者のうち、「三好米」ブランドの億東企業では品質規格不適合が5件、「中興米」ブランドの聯米企業では品質規格不適合が6件、混合比率不適合が1件指摘され、それぞれ期限内の改善を命じられた。
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